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    2024/03/19

    コンテンツマーケティングとは?情報配信が築く中長期的な顧客関係

    【監修者】株式会社S-fleage 代表取締役CEO 永井雄一

    株式会社サイバーエージェントのアカウントプランナーとして数々の国内⼤⼿企業のデジタルマーケティング戦略⽀援に携わった後、2016年に現在の株式会社S-fleaegを創業。デジタルマーケティング領域は10年以上のキャリア。京都⼤学⼤学院 経営学修士(MBA )取得。同志社大学大学院 商学研究科博士課程 在学。⽇本マーケティング学会 会員。研究の専門分野はマーケティング。

    顧客と長く良好な関係を築いていくことは、企業がビジネス成長を遂げる上で欠かせない取り組みといえます。インターネットが普及し、デジタルシフトが進む現在において、顧客との長期的な関係構築を図る「コンテンツマーケティング」は大きな注目を集めています。

    本記事ではコンテンツマーケティングの概要、導入で期待できる効果を詳しく解説します。

    目次

    • 1 コンテンツマーケティングとは?
      • 1.1 従来の広告との違いは?
      • 1.2 コンテンツマーケティングが注目される背景
    • 2 コンテンツマーケティング導入で期待できる効果
      • 2.1 企業規模で見る導入効果
      • 2.2 事業内容で見る導入効果
    • 3 コンテンツマーケティングのプロセス
      • 3.1 1. 目標設定
      • 3.2 2. ターゲット層の明確化
      • 3.3 3. コンテンツ企画
      • 3.4 4. コンテンツ制作
      • 3.5 5. 効果測定/改善
    • 4 コンテンツマーケティングのコンテンツ
      • 4.1 文章コンテンツ
      • 4.2 画像コンテンツ
      • 4.3 音声コンテンツ
      • 4.4 動画コンテンツ
      • 4.5 メールコンテンツ
      • 4.6 オンラインプロモーション コンテンツ
      • 4.7 プレスリリースコンテンツ
    • 5 コンテンツマーケティングの注意点
      • 5.1 長期的な取り組み
      • 5.2 コンテンツ制作コスト
      • 5.3 配信プラットフォームへの対応
      • 5.4 ターゲット層の変化
      • 5.5 社内リソースの制限
    • 6 まとめ

    コンテンツマーケティングとは?

    コンテンツマーケティングは、高品質で価値あるコンテンツを作成・共有することで、ターゲット層の関心や信頼を獲得し、ビジネス成長につなげるマーケティング手法です。

    優れたコンテンツは顧客にとって魅力的な情報源となり、ブランドの認知度や顧客エンゲージメントを向上させます。

    従来の広告との違いは?

    比較項目コンテンツマーケティング従来の広告
    形式ブログ記事、動画配信、SNSなどテレビCM、新聞・街頭広告
    目的関係性構築・信頼獲得商品・サービスの宣伝
    手法価値ある情報の提供一方向の情報流布
    コスト比較的低コスト高額な広告費用
    効果測定エンゲージメント向上販売数・認知度向上
    持続性長期的な効果短期的な効果

    従来の広告は商品やサービスの宣伝を主眼に置き、一方向の情報流布が中心でした。一方、コンテンツマーケティングは、価値ある情報を継続的に提供することで、ターゲット層との関係性を構築し、信頼を獲得することを目指します。また、コスト面、取り組みの時間軸の面でも大きな違いが見られます。

    コンテンツマーケティングが注目される背景

    • 顧客の行動変容
    • デジタルシフト
    • ソーシャルメディアの台頭

    コンテンツマーケティングが注目される背景として、インターネットの普及やイノベーション、顧客行動の変化などが挙げられます。詳しく見ていきましょう。

    顧客の行動変容

    インターネットの普及により、顧客は自ら必要な情報を能動的に収集するようになりました。顧客は単なる広告ではなく、ニーズに合った価値あるコンテンツを求めます。コンテンツマーケティングはこうした顧客のニーズに応え、信頼関係の構築を進めます。

    デジタルシフト

    インターネット、スマートフォンの普及によりデジタル空間でのマーケティングが不可欠になりました。単に製品やサービスを宣伝するだけでなく、ターゲット層に合わせたチャネルで適切なコンテンツを作成し、タイムリーに配信する必要があります。コンテンツマーケティングの施策は、企業のデジタルシフトを後押しします。

    ソーシャルメディアの台頭

    ソーシャルメディアの台頭は、コンテンツマーケティングの必要性を高める大きな要因となりました。SNSの拡散力とエンゲージメント機能を活用することで、顧客に優れたコンテンツを効果的に届けることができます。

    コンテンツマーケティング導入で期待できる効果

    企業規模、事業(ビジネス)といった観点から、コンテンツマーケティング導入で期待できる効果を詳しく解説します。

    企業規模で見る導入効果

    課題導入効果
    スタートアップ認知度が低く、予算が限定低コストでブランド認知向上
    優秀な人材獲得顧客ニーズの把握と製品改善
    中小企業大手に比べ広告予算が少額コストパフォーマンス改善効率的なリード獲得
    新規ビジネスチャンス
    大企業顧客とのつながりが希薄ブランド力向上
    顧客との関係性深化

    スタートアップ

    スタートアップにとって、「認知度の向上」は大きな課題です。コンテンツマーケティングによって、低コストでブランド認知を高め、ターゲット層への浸透を図ることができます。また、優秀な人材を惹きつける上でも役立ちます。

    中小企業

    中小企業は大手に比べ広告予算が限られているため、コンテンツマーケティングは力強いソリューションとなります。ターゲットを絞り込んだコンテンツ発信により、低コストで効率的なリード獲得が期待できます。

    大企業

    大企業はブランド力があるものの、マスプロダクトゆえに顧客とのつながりが希薄になりがちです。コンテンツマーケティングでは、ブランドストーリーや製品サービスの付加価値を伝え、顧客との関係性を深めることができます。

    事業内容で見る導入効果

    事業内容課題期待される効果
    BtoB企業ターゲット層の特定が難しい購買意思決定プロセスが長いリード獲得ブランド認知向上信頼関係構築
    BtoC企業ターゲット層の嗜好の把握が難しい競合が多数存在ブランドロイヤリティ向上顧客エンゲージメント強化LTV※向上

    BtoB企業

    BtoB企業のコンテンツマーケティングでは、専門性の高いコンテンツを発信することが重要になります。業界の最新動向、ソリューションの活用事例、専門知識を詳しく解説したコンテンツを発信することで、企業の信頼性を高めることができます。

    BtoC企業

    BtoC企業のコンテンツマーケティングでは、エンターテインメント性の高いコンテンツや、顧客の関心事に沿ったコンテンツが有効です。商品の機能や使い方だけでなく、ライフスタイルに合わせたコンテンツを発信することで、ブランドの親近性を高め、顧客との絆を深めることができます。

    ※LTV(Life Time Value:顧客生涯価値)

    コンテンツマーケティングのプロセス

    • 1. 目標設定
    • 2. ターゲット層の明確化
    • 3. コンテンツ企画
    • 4. コンテンツ制作
    • 5. 効果測定/改善

    ここでは、コンテンツマーケティングの一般的なプロセスを解説します。

    コンテンツマーケティングのプロセスは、企業ごとに最適化する必要があります。S-Fleageは、コンテンツマーケティングの目標設定から効果測定/改善まで、企業に合わせたサポートをさせていただきます。ぜひ、お気軽にご相談ください。

    1. 目標設定

    目標達成に必要なKPI(重要成果指標)を設定します。例えば、リード獲得数、ウェブサイトトラフィック、顧客獲得コストなどです。KPIは測定可能で、現実的なものでなければいけません。また、企業のビジネス目標との関連性を考慮し、一定期間内に達成できるよう期限を設けることも大切です。

    2. ターゲット層の明確化

    ターゲット層を明確化するために、ペルソナ(理想的な顧客像)を作成します。具体的にペルソナの年齢、性別、職業、興味・関心事項、ニーズ、課題などの詳細を設定します。このプロセスはデータドリブンであることが求められます。独自のアンケート調査、蓄積されたフィードバック情報があれば、活用しましょう。

    3. コンテンツ企画

    配信コンテンツのテーマ、形式(ブログ、インフォグラフィック、動画)、公開日などを決定します。ユーザーの検索インテント、トレンドなどをしっかりと反映させ、SEO対策も進めます。コンテンツマーケティングは長期的取り組みのため、企業戦略と整合性のあるコンテンツを企画することが大切です。

    4. コンテンツ制作

    ターゲット層の関心事や課題に合わせ、魅力的でわかりやすいコンテンツを制作します。読みやすいレイアウトと構成を追求しましょう。コンテンツは複数のチャネル(ウェブサイト、SNSなど)で連動して配信するクロスメディア戦略が有効です。必要に応じ、テキストベースのコンテンツを画像や動画コンテンツに転換する「マルチユース」も進めましょう。

    5. 効果測定/改善

    設定したKPIと結果を照合し、コンテンツマーケティングの効果を分析します。アクセス解析によりユーザー行動を把握し、改善点を見つけ出します。コンテンツの改善は、情報のアップデートという観点からも重要です。アップデートはSEOの観点からも有効で、最新の高品質なコンテンツであることをGoogleに示せます。

    コンテンツマーケティングのコンテンツ

    種類名具体例特徴
    文章コンテンツ記事、導入事例ホワイトペーパー、eBook高い訴求力SEO対策で重要
    画像コンテンツインフォグラフィック、漫画視覚的、直感的SNSで高い拡散力
    音声コンテンツポッドキャスト手軽に情報を入手移動時の活用
    動画コンテンツ動画、ウェビナー高い説明力/説得力製品デモにも活用
    メールコンテンツメールマガジン直接的なリーチリード育成に有効
    オンラインプロモーションLPコンテンツ、Web広告
    SNS投稿
    ターゲティングコンバージョン獲得に直結
    プレスリリースコンテンツプレスリリース権威性付与ブランド認知向上

    コンテンツマーケティングでは様々なコンテンツの種類があります。それぞれ独立して配信するのではなく、相乗効果を期待し、連携させることが大切です。例えば、記事配信の際はSNSで情報を流すなどの工夫をします。

    文章コンテンツ

    文章コンテンツはテキストベースのコンテンツです。記事の他にホワイトペーパーやeBookなどが挙げられます。記事コンテンツは、タイムリーにユーザーの関心に応じた有益な情報を提供できます。ホワイトペーパー・eBookは、専門的な知見を掲載した電子書籍です。研究結果のまとめ、発表などにも適しています。

    画像コンテンツ

    画像コンテンツは漫画やイラスト、インフォグラフィックなどです。漫画は親しみやすさから印象に残りやすく、ブランディングにも適しています。インフォグラフィックは、複雑な伝達内容をまとめて提示する際に便利です。画像コンテンツは、SNSで高い拡散力を発揮します。

    音声コンテンツ

    ポッドキャストなどを利用したコンテンツを音声コンテンツといいます。臨場感があり、リスナーの心に直接アプローチできるメリットがあります。リスナーは、移動時や作業中にも手軽に情報を得ることができます。

    動画コンテンツ

    動画は説明力が高く、製品の良さを具体的に伝える際に有効です。YouTubeなどの動画プラットフォームと連携することで、より多くの視聴者を獲得できます。また、セミナー・ウェビナーでも動画コンテンツが使用されることがあります。オンラインで手軽に視聴できるため、リーチ拡大が期待できます。

    メールコンテンツ

    メールマガジンは、企業が定期配信するメールを指します。メールは確実にユーザーへリーチできるため、コンテンツを見落とされるリスクが低くなります。メルマガでは購読者の関心に合わせたコンテンツを届けられ、リード育成に適しています。

    オンラインプロモーション コンテンツ

    オンラインプロモーションコンテンツは、ウェブサイトやSNSなどのデジタル空間において、商品やサービスを直接プロモーションするコンテンツです。代表例としてランディングページ、サイト内のポップアップ、Web広告、SNS投稿などがあり、リード獲得やコンバージョン向上を主な目的としています。

    プレスリリースコンテンツ

    プレスリリースコンテンツは、企業の最新情報やニュースを記者発表用の公式文書としてまとめたものです。新製品・新サービスの発表、経営方針や業績の公表、イベントの告知など、企業の公式見解や重要な情報を正確にわかりやすく伝えることを目的としています。プレスリリースは、マスコミ関係者の情報発信に加え、自社ウェブサイトなどでも一般公開されます。

    コンテンツマーケティングの注意点

    • 長期的な取り組み
    • コンテンツ制作コスト
    • 配信プラットフォームへの対応
    • ターゲット層の変化
    • 社内リソースの制限

    コンテンツマーケティング導入において、いくつか注意すべき点があります。長期的な取り組みであるゆえ、導入前にこれら事項を社内でしっかりと共有し、企業戦略との整合性を図ることが大切です。

    長期的な取り組み

    コンテンツマーケティングの効果は短期間では現れにくく、一定期間継続する必要があります。定期的に効果測定を行い、プランを見直しながら着実に改善を重ねていくことが重要です。企業内での長期的なコミットメントを形成していきましょう。

    コンテンツ制作コスト

    優れたコンテンツを継続的に生み出すには、人的・金銭的なリソースが必要不可欠です。プロの制作スタッフの確保や、制作ツールの導入など、一定の初期投資が必要になります。地域によっては、補助金が活用できる場合もあります。

    配信プラットフォームへの対応

    検索エンジンやSNSなど、コンテンツ配信のプラットフォームの仕様は常に変化しています。プラットフォームのアップデートに適切に対応し、効果的な配信を継続させましょう。

    ターゲット層の変化

    ユーザーのニーズやトレンドは刻々と変わるため、一定のコンテンツで長期に渡って対応できるわけではありません。ターゲット層の変化を的確に捉え、目的に合致したコンテンツを継続的に制作する努力が必要です。

    社内リソースの制限

    コンテンツマーケティングを成功させるには、専門知識が求められます。SEO対策、UIデザイン、データ解析などには専門スタッフの配置が推奨されます。社内で高度な人材を確保できない場合は、外部リソースの活用も有効です。

    まとめ

    コンテンツマーケティングは、長期にわたって顧客との良好な関係性を構築していく取り組みです。デジタルドメインでのブランド露出度向上が期待できることから、知名度の向上を図りたいスタートアップ、SMEのニーズもカバーします。

    以上、コンテンツマーケティングの概要、導入で期待できる効果を解説させていただきました。S-Fleageはコンテンツマーケティングの導入から運用までをサポートいたします。企業に最適化されたコンテンツ制作も承っております。ぜひ、お気軽にご連絡ください。

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