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    2023/12/18

    コンテンツSEOとは?初心者が抑えておきたい効果的な施策方法とは

    【監修者】株式会社S-fleage 代表取締役CEO 永井雄一

    株式会社サイバーエージェントのアカウントプランナーとして数々の国内⼤⼿企業のデジタルマーケティング戦略⽀援に携わった後、2016年に現在の株式会社S-fleaegを創業。デジタルマーケティング領域は10年以上のキャリア。京都⼤学⼤学院 経営学修士(MBA )取得。同志社大学大学院 商学研究科博士課程 在学。⽇本マーケティング学会 会員。研究の専門分野はマーケティング。

    SEO対策をする上で、「コンテンツSEO」という言葉を目にする機会がある方が多いかと思います。

    実際に、現在ではコンテンツSEOの見直しが注目されており、Web集客の主流になっています。

    「コンテンツSEOは一般的なSEO対策とどう違うのか」「コンテンツSEOはどんな手順で対策を行えば良いのか」こんな疑問やお悩みをお持ちではありませんでしょうか。

    この記事では、現在コンテンツSEOが注目されている理由から、初心者がコンテンツSEOを対策する際の具体的な手順について網羅的に解説していきます。

    目次

    • 1 コンテンツSEOのメリット・デメリット
      • 1.1 コストパフォーマンスが高い
      • 1.2 ブランディング効果がある
      • 1.3 潜在的な顧客との接点が作りやすい
      • 1.4 検索エンジンに左右されないマーケティング施策としての役割がある
      • 1.5 自然な被リンクを獲得できる
    • 2 コンテンツSEOのデメリット
      • 2.1 効果が出るまでに時間がかかる
      • 2.2 コンテンツを定期的に作成する手間がある
      • 2.3 コンテンツSEOの外注をするとコストがかかる
    • 3 コンテンツSEOの対策手順
      • 3.1 検索ユーザーの疑問・要望を解決できるように
      • 3.2 コンテンツSEO対策のフロー
      • 3.3 自社サービスの理解
      • 3.4 ターゲットユーザーの検索意図を調査する
      • 3.5 コンセプトを決める
      • 3.6 競合サイトの比較と分析を行う
      • 3.7 対策キーワードを決める
      • 3.8 そのコンテンツ(要望・お悩み・疑問に対する答え)を求めている人は、どんなキーワードで検索するかを想定する
      • 3.9 ツールを使うことでキーワードの幅が広がる
      • 3.10 コンテンツの構成を作成する
      • 3.11 コンテンツを執筆を始める
      • 3.12 70%の完成度でも公開を目指す
    • 4 コンテンツSEOの注意点
    • 5 コンテンツSEOに向いているケース
    • 6 まとめ

    コンテンツSEOのメリット・デメリット

    まずはコンテンツSEOのメリット、デメリットからみていきましょう。

    コストパフォーマンスが高い

    コンテンツSEOはその他の対策と比較しても費用対効果が高いと言えるでしょう。

    リスティング広告では、1クリックごとに料金が必要になります。費用単価はキーワードによって様々ですが、検索ボリュームが大きいキーワードほど、1クリックの料金は高くなる傾向があります。

    コンテンツSEOは、自社のWebサイトを保有し、コンテンツを更新できる状態であれば、費用はかけずに無料で運用することが可能です。

    コンテンツ制作を外注する場合でも、長期的な効果を考えると、コストは安く抑えられます。

    ブランディング効果がある

    Webサイト内の情報やコンテンツが充実していると、顧客からの信頼度が増し、お問合せや購入、契約に繋がる確率が高まります。

    ホームページを開くと、会社情報やサービス情報のみしか取り上げていないサイトよりも、その分野に関しての知識や経験を共有しているサイトであれば、どんなお悩みを解決してくれるのか、間接的に自社サービスをアピールできる場にも繋がります。

    また、充実したコンテンツは顧客のロイヤルティ(顧客が抱く愛着や信頼感)を高め、受注率向上にも繋がるため、競合他社から差を生み出せるかもしれません。

    潜在的な顧客との接点が作りやすい

    コンテンツSEOでは、まだニーズを自覚していない潜在顧客とも接点を作りやすい特徴があります。コンテンツを制作する際には、ユーザーのニーズを考察し「検索キーワード」に沿ってコンテンツ制作を進めていきますが、コンテンツ自体は維持費用なしで永続的に公開されるため、ターゲットユーザーのみならず、偶然そのキーワードで検索したユーザーが自社サイトに訪問する機会を獲得できたり、

    また、別の似たキーワードで検索した際に自社の記事が上位表示される場合もあります。

    よって、事前に定めたターゲットユーザーのみならず、「ニーズを把握していなかったけどその情報が欲しかった、役に立った」というような潜在顧客から、アクセスを見込めるようになります。

    検索エンジンに左右されないマーケティング施策としての役割がある

    コンテンツひとつひとつが集客力を持ち、それが消えないということは、良質なコンテンツを増やせば増やすほど集客力が着実に増加していくことを意味します。

    そのため、コンテンツSEOに必要な時間や労力はコストではなく、貯金や投資のようなものだとお考えください。

    しかも、良質なコンテンツを増やすほどサイト全体の評価が高まり、過去に追加したページの検索順位もつられて向上します。

    自然な被リンクを獲得できる

    コンテンツSEOは、質の高いコンテンツを提供することで、自然な被リンクを獲得することができます。

    訪問者の要望・お悩み・疑問を解消する良質なコンテンツは、検索上位を獲りやすいだけでなく、FacebookやTwitterなどのSNSでも拡散されやすいです。

    さらに、SNSでの拡散が広がれば外部のブログやホームページで紹介される確率も飛躍的にアップします。

    つまり、自然な被リンク(ナチュラルリンク)が獲得しやすくなるのです。

    勘違いされている方も多いのですが、ペンギンアップデートの施行後も、自然に貼られた被リンク(ナチュラルリンク)の検索順位を上昇させる効果は未だ健在です。

    検索エンジンからペナルティを受けてランキングを急落させる危険性があるのは、あくまで人工的に大量設置された被リンクのみなのです。

    自然な被リンクが蓄積されていけば、当然そのページの検索順位は上昇しますし、それだけでなくサイト全体の評価も高まるので、他のページの検索順位も向上します。

    コンテンツSEOのデメリット

    効果が出るまでに時間がかかる

    コンテンツSEOは、検索エンジンの評価が安定するまでに時間を要します。

    Googleのクローラー(Webページの情報を収集するコンピュータープログラム)が新しく追加されたコンテンツを発見し、インデックスするまでには時間がかかります。

    Googleサーチコンソールの機能を活用すればクローラーの巡回を要請できるので、インデックスまでのスパンを短くできますが、それらを活用しないならインデックスまでに数日~数ヵ月を要することもあります。

    コンテンツを定期的に作成する手間がある

    検索結果のランキング上位を獲得できるほどの良質なコンテンツは、作成するのに手間と時間がかかります。

    ページ追加自体は簡単にできるのですが、コンテンツの立案や原稿の執筆が大変なのです。

    最初は時間のかかる作業ですが、作成の流れを掴めるとコツがつかめてきます。

    コンテンツSEOの外注をするとコストがかかる

    社内でのコンテンツ作成に自信がないときは、コンテンツ作成を外注するのも選択肢のひとつです。

    一流のコンテンツマーケティング会社に依頼すると、初期費用500万円と月額200万円のコストが発生することもあります。

    コンテンツSEOの精度・クオリティを上げようとすると、どうしても高度な知識やノウハウを備えた人材を投入する必要があります。

    コンテンツSEOの対策手順

    検索ユーザーの疑問・要望を解決できるように

    ーコンテンツSEOでは、良質なコンテンツを定期的に追加していくだけー

    ー事業に関係のないコンテンツは意味がないー

    ーSEO対策の基本はQ&Aー

    ー検索ユーザーの疑問を解決したコンテンツを作成していけば自然と伸びるー

    コンテンツSEO対策のフロー

    自社サービスの理解

    すべてのコンテンツの出発点は、自社の商品・サービスです。

    まずは自社の商品・サービスを箇条書きでリストアップしましょう。

    その際は、できるだけ細分化をおこなってください。

    たとえば工務店で「お風呂のリフォーム」のサービスがあるとしても、ナチュラルな空間でリラックスできるヒノキ風呂へのリフォームと、高齢者が浴室内で転倒しないように改善するバリアフリーリフォームでは、ターゲット層が大きく異なります。

    ターゲット層が異なれば、求めている情報や検索キーワードも変化するので、それぞれ別のページを受け皿として用意したほうが効果的です。

    このように箇条書きした商品・サービスのひとつひとつが、コンテンツSEOの出発点になります。

    ターゲットユーザーの検索意図を調査する

    自社サービスの分析の次に大事なのが、検索意図の把握です。

    SEOを行っていると必ず出てくる「ターゲット」という言葉ですが、「誰に」を考えることはコンテンツを作成する上での原点になります。

     自社のサービスが必要な人はどんな人か?

    どんなお悩み・疑問・要望を持っているのか?

    どんなお困りごとを抱えているのかを、突き詰めて考えてください。

    極端な例を挙げると、10代の女性をターゲットにしたコンテンツと、男性全般をターゲットにしたコンテンツでは、サイトの雰囲気から発信内容まで大幅に変わってきます。

    たとえば、お風呂のバリアフリーリフォームだと、ターゲット層は以下のようなご要望・お悩み・疑問を持っていると想定できます。

    【ニーズを自覚していない段階】

    • 両親が高齢になってきて、入浴時に事故が起きないか心配…
    • 高齢者の入浴では、何が危険なんだろう?
    • 最近、テレビの健康番組でも耳にする「ヒートショック」って何?

    【ニーズを自覚した段階】

    • お風呂のバリアフリーリフォームには、どんな工事があるの?
    • 予算はどれぐらいかかる?
    • バリアフリーのリフォームには助成金が下りるって本当?

    以上のように、お客様が気にしているポイントをリストアップしてください。

    あるいは、接客担当や営業担当の社員にヒアリングして、お客様から実際によく受ける質問を教えてもらうのも、極めて効果的です。

    これらのトピックがコンテンツ化すべき内容になります

    ターゲットは広げすぎない

    第一にターゲットを定めず、全ての人に向けて発信してしまうと、結局何が伝えたかったのか、よく分からないサイトになってしまいます。

    また、Webサイトを閲覧してくれる可能性があるからといって、ターゲットを広げすぎてしまうと、発信したかった内容の軸がブレてしまうことがあります。

    コンテンツの量が増えてきて、コンテンツSEOが定着してきた場合は、ターゲット層を広げてみることも一つですが、最初のうちはなるべく絞ってみましょう。

    さらにターゲットを深掘りする場合はペルソナを作る

    ペルソナとは、ターゲット層にいる人物像の一つを具体化したものです。

    ペルソナは必ず作るというわけではなく、コンテンツSEOを作成する一回目や慣れていない内に設定します。

    ペルソナを決めることで詳細なターゲット像があるため、Webサイトが誰のためにあるのかを明確にしやすくなります。

    ターゲットとペルソナの違い

    コンセプトを決める

    誰に何を伝えたいかを考える

    コンテンツの目的、自社商品・サービスの理解、ターゲットが定まってきたら、Webサイトのコンセプトを決めます。

    目的やターゲットを策定している段階でコンセプトの大筋が見えてきていると思いますが、「誰に向けて何を伝えるのか」を簡潔にまとめておきます。

    <H4>コンセプトを決める重要性

    企画書を作る際にも、作成段階でコンセプトがキーになってくれます。

    コンセプトを決めるメリットとして、コンテンツを作成する場合

    一人の企画者

    1. お客様のニーズが高いと想定されるコンテンツ
    2. 社内での公開優先度が高いコンテンツ(新商品のページなど)
    3. 月間検索回数が多く、SEOでの集客力が高いと想定されるコンテンツ

    競合サイトの比較と分析を行う

    コンテンツを作成するときは必ず、同じような内容を掲載しているライバルサイトをチェックしてください。

    たとえば「ヒートショックとは? 冬の入浴時の危険性と予防方法を解説」というページを作るときは、Yahoo!やGoogleで実際に「ヒートショックとは」で検索して、上位を獲得しているページをチェックします。

    ライバルサイトのページで、特に注目すべき点は以下のとおりです。

    【ライバルサイトのチェックポイント】

    • どんな内容が書かれているか?
    • そのページで説明が上手いと思った箇所はどこか?
    • 写真や図をどのように活用しているか?
    • どんなtitleタグやmeta descriptionタグを設定しているか?

    このサイトだけの「独自性」を大事にする

    自社サービスと同業他社の類似サービスとどう違うのかを踏まえた上で、このサイトだけのコンセプトを作ることも重要です。

    競合サイト

    対策キーワードを決める

    そのコンテンツ(要望・お悩み・疑問に対する答え)を求めている人は、どんなキーワードで検索するかを想定する

    以上の工程まで完了したら、どんな内容のコンテンツをこれから作ればいいのかの青写真ができているはずです。

    次に、そのコンテンツを求めている人は、どんなキーワードで検索するのかを想像して、ターゲットとするSEOキーワードを選定します。

    ※SEOキーワードの選定方法は以下のページで詳しく解説していますので、こちらもご覧ください。

    ツールを使うことでキーワードの幅が広がる

    ここで重要なのは、そのターゲットキーワードで本当に集客できるのかどうかを、必ずSEOツールでチェックすることです。

    一例を挙げれば、「goodkeyword」というSEOツールでは、Yahoo!やGoogleのサジェストキーワードを一覧で収集できます。

    サジェストキーワードとは、検索結果で「●●に関連する検索キーワード」などという名目で表示される関連キーワード群のことです。

    検索エンジンは実際によく検索されているキーワードをサジェストで表示しているので、そちらまでカバーしたSEO設定をすることで、幅広いキーワードで集客できます。

    とりわけ、複数の単語を組み合わせた複合キーワードを考える際は、このgoodkeywordが役に立つでしょう。

    検索ボリューム(実際に検索されている回数)の調査では、Googleアドワーズのキーワードプランナーを使うのが王道です。

    しかし、キーワードプランナーの利用にはGoogle広告のアカウントが必須なうえに、リスティング広告を運用していないと数字が概算で表示されてしまう欠点があります。

    コンテンツの構成を作成する

    コンテンツを執筆を始める

    70%の完成度でも公開を目指す

    執筆をした時点で、サイトとしては80%完成しています。

    あとは、公開に向けて、コンテンツの充実性を高めていきます。

    画像や内部リンクなどのSEOを設定していきます。

    コンテンツSEOの注意点

    コンテンツSEOを行う上で、以下のポイントに注意する必要があります

    • ユーザーの検索意図に沿ったコンテンツを作成する
    • キーワードや共起語の選定を行う
    • タイトルや見出し、本文の構成を工夫する
    • メタデータの最適化を行う
    • リンク戦略を立てる

    自然検索からの集客を増やすことができます。また、コンテンツSEOは、検索エンジンに左右されないマーケティング施策としての役割も持つようになっています。

    コンテンツSEOに向いているケース

    コンテンツSEOは、ウェブ上の集客方法として多くの企業から注目されています。

    特に、以下のような企業が取り組むことをおすすめします

    • ウェブサイトを持っている企業
    • ウェブサイトを活用して集客を行っている企業
    • オンラインショップを運営している企業
    • ブログやSNSを活用して集客を行っている企業

    まとめ

    今回は、コンテンツSEOに関してご紹介していきました。コンテンツSEOは自社サイトのお問い合わせ数やコンバージョン率の向上につながる施策の一つです。自社サイトの流入をもっと増やしたい、お問い合わせを獲得したい、そんな方はこの機会に対策することをお勧めします。コンテンツSEOのポイントを押さえて効果的にWeb集客を行っていきましょう。

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