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    2022/04/29

    SEO対策について相談する前に知っておきたい基礎知識を解説

    【監修者】株式会社S-fleage 代表取締役CEO 永井雄一

    株式会社サイバーエージェントのアカウントプランナーとして数々の国内⼤⼿企業のデジタルマーケティング戦略⽀援に携わった後、2016年に現在の株式会社S-fleaegを創業。デジタルマーケティング領域は10年以上のキャリア。京都⼤学⼤学院 経営学修士(MBA )取得。同志社大学大学院 商学研究科博士課程 在学。⽇本マーケティング学会 会員。研究の専門分野はマーケティング。

    近年、企業の中でも自社HPの拡充を担当される方が増えています。そのため、HP拡充に当たり、SEO対策への関心も高まっているのです。

    ところが、SEO対策を始めようとする多くの人が経験するのが、SEO対策をどう進めればいいかわからない、という挫折です。そうなると、ネットや書籍でリサーチをしながら対策を続ける方もいらっしゃいますが、ほとんどがSEO対策のコンサルなどに相談されます。

    悩みとしてはキーワード選定の仕方、記事の書き方など基本事項がほとんどですが、とはいえ、相談相手となるSEOコンサルをどこに決めるべきか、どのように相談すればいいかわからないのではないでしょうか。

    この記事は、そのような悩みを克服し、外部のSEOコンサルにしっかりと相談・対処できるようになりたい、とお思いの方に向けた情報を提供します。SEO対策の相談をする前の準備に役立てていただけると幸いです。

    目次

    • 1 相談前に知りたいSEO対策の本質
    • 2 相談前に知りたいSEOの知識
      • 2.1 SEO対策をする目的
      • 2.2 上位表示されるサイトの特徴
    • 3 相談前に知りたいSEO対策の方法
      • 3.1 コンテンツ制作
      • 3.2 内部施策
      • 3.3 外部施策
    • 4 相談前に知りたいSEO対策の流れ
      • 4.1 戦略立案
      • 4.2 キーワード選定
      • 4.3 コンテンツ制作
      • 4.4 記事検収
      • 4.5 リライト
    • 5 相談前に知りたいSEO対策でよくある質問
      • 5.1 何から始めればいいのかわからない
      • 5.2 SEOが本当に効果があるかわからない
      • 5.3 どのキーワードを対策すればいいのかわからない
    • 6 まとめ

    相談前に知りたいSEO対策の本質

    まず、SEO対策について相談する・しないに関わらず覚えておくべき、SEO対策の本質についてお話しします。

    SEO対策で最も心にとめておくべき本質は、ユーザーのニーズを正確にくみ取り的確な情報提供に努めること、Googleの検索エンジンが評価しやすいサイトにすること、の2点です。ユーザー目線でユーザーがどうしてその検索行動を取ったのか意図を分析することで、ユーザーが本当に読みたいコンテンツを作成でき、自然と訪問者数が増えます。しかしこの訪問者数が増える現象は、大前提として、ユーザー目線のコンテンツがGoogleに評価されやすいことにあります。Googleの検索エンジンは、クローラーというロボットを使ってネット上のコンテンツを分析・評価することで、検索順位が決まり、検索順位の上位サイトがよく閲覧される仕組みになっています。そのため、ユーザー目線のコンテンツはその恩恵を受けて集客しやすいのです。

    SEO対策をする上では、この2つの本質を常に意識する必要があります。

    相談前に知りたいSEOの知識

    では、本題のSEO対策に関する相談のことを解説していきます。

    SEO対策の相談をしたい方のほとんどが抱えている悩みは、「何を相談したらいいかわからない」です。相談しようとしているにもかかわらず相談内容がない。一見矛盾しているように思えますが、この悩みの根底には、SEO対策について基礎知識が不足していることがあります。SEO対策についてよくわからないため、漠然とした不安だけがあって、具体的な相談まで思考が及ばないのです。

    そのため、ここではSEOに関する基礎事項を紹介します。

    SEO対策をする目的

    みなさんはSEOの意味を本当に理解できていますか?SEOとは、Googleの検索結果に自社サイトを上位表示させるべく行うための施策を指します。一般に個人や法人がネット上に発信できるコンテンツは、広告かサイトコンテンツの2種類あります。このうち広告は、お金がかかる分リスティング広告など検索順位1位のさらに上に表示させることができます。一方でサイトコンテンツは、確かにリスティング広告よりは表示場所が下になるものの、広告費をかけずにしかも多くの人に見てもらえるということで、SEO対策においてメインで対策をする部分になります。

    つまり、SEO対策は、自社サイトのコンテンツで集客をするためにサイトの検索順位を上げることが目的なのです。

    上位表示されるサイトの特徴

    SEO対策の本質をお伝えしましたが、具体的に、ユーザーファーストを満たすコンテンツにはどのような特徴があるのでしょうか?

    Googleによると、優れたコンテンツには、次のような要素が必要だとされています。

    • ユーザーの利便性は最優先としたわかりやすいサイト作成
    • 検索順位上昇のために不正行為をしない
    • 自社サイトのみが持つ独自の情報・魅力

    2つ目の不正行為をしないについては当然として、1つ目と3つ目はどういうことなのでしょう?

    1つ目のわかりやすいサイト作成については、具体例の1つとして、タイトルやメタディスクリプション、Hタグに関する工夫が挙げられます。例えば、タイトルやメタディスクリプションが画面表示枠に収まる長さになっているか、タイトルやメタディスクリプション・Hタグからどのキーワードについて書かれたものか理解できるか、といった点を工夫する必要があります。

    3つ目の独自の情報・魅力については、一般的にEATに気をつけるべきだと言われています。EATとは、専門性(Expertise)、権威性(Authority)、信頼性(Trustwothiness)の英単語の頭文字を取ったものです。これらがそろった記事はユーザーから信頼に足る情報源だと認識してもらえるため、サイト全体である特定のジャンルに関する情報を発信し続ける、公的機関の情報や論文の情報など正確な情報を発信するなど工夫が求められます。

    また、上位表示されるサイトの特徴として、被リンクの数が多いことも挙げられます。被リンクとは外部のサイトから自社サイトを紹介してもらうことです。この紹介が多い、かつ紹介してくれるサイトの質が高いと、自社サイトも優良なサイトだと評価されるようです。ただし、極端に被リンクの数が多い、悪質なサイトからの被リンクがある、といった状態であれば、逆に評価が悪くなる傾向にあるので注意が必要です。

    参照:Google検索1ページ目に上位表示させるためのたった2つの検索意図分析方法

    Google検索1ページ目に上位表示させるためのたった2つの検索意図分析方法 (初級編)

    相談前に知りたいSEO対策の方法

    SEOの基礎事項を紹介しましたが、実際に相談する際には、SEO対策の方法を知っておくことが必須です。SEO対策の方法は大きく分けて、①コンテンツ制作、②内部施策、③外部施策、の3つあります。

    コンテンツ制作

    コンテンツ施策とは、ユーザーの求めている情報をコンテンツの形で発信し続ける施策です。当然ですが、サイトの中に質が高くユーザーからの評価が高いコンテンツがたくさんあると、ドメインの力が強くなります。ドメインの力が強くなると、強いドメインに属するコンテンツであるという評価を受け、各コンテンツの評価が更に上昇します。また、ドメインパワーが高まると、上位表示が難しいとされるビッグキーワードでも戦っていけるようになるため、さらなる集客が可能となります。

    このような良い循環を生み出すためにも、ファーストステップとして1つ1つのコンテンツを丁寧に仕上げる必要があるのです。

    内部施策

    サイト内部の構造を整える施策のことを『内部施策』と呼びます。

    内部施策は多岐に渡りますが、ここでは①タイトル、②メタディスクリプション、③Hタグの3つを紹介します。

    タイトル

    1つ目はタイトルです。タイトルで気をつけるべきポイントは2つ、文字の長さとキーワードです。

    文字の長さは30字程度が良いとされています。これは検索結果が表示されるとき、30字より多い部分はユーザーには見えないためです。そのため、伝えるべき情報は必ず30字以内の部分で収めましょう。

    タイトルの中に対策キーワードを含めることも大切です。ユーザーは検索意図に適う情報が提供されているかどうかをタイトルで判断します。そのため、コンテンツの中身でどれほど適切な情報を提供していても、タイトルが悪いとユーザーからは見向きもされないのです。

    タイトルに関しては、主にこれら2つの対策をすることになります。

    メタディスクリプション

    2つ目はメタディスクリプションです。メタディスクリプションで気をつけるべきこととして、文の長さとキーワードに加え、コンテンツの内容の要約があります。

    文の長さは検索結果画面の枠を考えて160字程度に収め、対策キーワードを文中に含める。ここまではタイトルとあまり変わりません。しかしメタディスクリプションには、タイトルではどうしても表現できないコンテンツの内容を端的に伝え、ユーザーにコンテンツの魅力を伝えるという役割があります。そのため、コンテンツの内容を正確に要約し、それを更にユーザーのニーズに合わせて話の流れを工夫することが大切です。

    Hタグ

    3つ目はHタグです。Hタグとはコンテンツの段落構成をわかりやすくするために設けられた見出しのことです。この見出しには、コンテンツの内容をグルーピング化してユーザーにわかりやすく伝える目的に加え、Googleの検索エンジンがコンテンツの内容を素早く把握できるようにする目的もあります。

    そのため、段落の階層構造を練った上でHタグに落とし込むことはもちろんのこと、Hタグの中に対策キーワードを含めるなど、Hタグからもコンテンツの中身が伝わるような工夫をすることが大切です。

    内部施策は他にもたくさんあるため、気になる方はこちらの記事もご参照ください。

    外部施策

    外部施策に関しては、内部施策のようにたくさんあるわけではなく、被リンクの獲得がメインになります。被リンクの重要性については先ほど紹介しましたが、Googleの評価の中で被リンクはかなり重視される項目の1つです。そして被リンクはある程度関係先企業に依頼することができますが、どうしても自然に被リンクを集められるようになる必要があります。そのため、被リンクの多いサイトを分析した上で自社コンテンツにその良いところを落とし込むようにし、質の高いコンテンツづくりを続けましょう。

    相談前に知りたいSEO対策の流れ

    前項でお伝えしたとおり、SEO対策には①コンテンツ制作、②内部施策、③外部施策の3つがあります。中でも、コンテンツ制作と内部施策については、SEO対策で特に重視される部分です。

    ここでは、そんなコンテンツ制作と内部施策の流れを具体的にお伝えします。

    戦略立案

    まずはサイト全体の戦略を立てます。サイト全体で統一されたテーマを扱うことで、サイトの専門性が高く評価されるようになります。

    具体的に、サイトのテーマを決めましょう。決める際は、自社のサービス内容に重なるテーマを選ぶことはもちろん、市場のニーズがあるかどうか、ドメインパワーが高い競合を避けることができるかなど、自社サイトが少しでも検索順位を高め、多くの人の目にとまるように分析・決定することが大切です。

    キーワード選定

    2つ目に、キーワードを選定します。テーマが決まったら、そのテーマを語る上で欠かせないキーワードをいくつか洗い出します。キーワードを洗い出せたら、ツールを使って、そのキーワードが含まれるロングテールワードを探します。ロングテールワードとは、検索窓に入力される2~3語連続したキーワード群のことです。1語のキーワードを対策してしまうと、検索ボリュームが多い分ドメインパワーの強いサイトがひしめく環境で戦わなければならず、逆に集客できない可能性があります。一方ロングテールワードは、キーワード同士の組合せ方により顧客ニーズが細分化されるため、適度な競合数に抑えることができる上に、自社にとって優良顧客を集めることができるようにもなります。そのため、適度な検索ボリュームがあるかを気にしつつ、自社サービスを求めているユーザーがどのキーワードの掛け合わせをするのか、分析することが大切です。

    コンテンツ制作

    3つ目にコンテンツ制作をします。コンテンツ制作でもすべきことはたくさんあるのですが、特にEATを意識すること、競合サイトを分析することが大切になります。EATについては先ほどお話ししましたが、競合サイト分析は、①ユーザーのニーズを分析すること、②Googleの検索エンジンからの評価を高めること、の2点で重要です。前提として、上位表示されているサイトは、Googleの検索エンジンから高く評価されたサイトであり、ユーザーからたくさん見られているサイトでもあります。そのため、SEO対策の本質を効率的に満たす上で競合分析は重要なのです。

    コンテンツ制作においては、競合分析で評価されるコンテンツの基礎を築き、その上でEATを意識した独自性を発揮することが大切です。

    SEOライティング初心者が最初に押さえるべきポイント12選

    記事検収

    4つ目に制作した記事を検収します。制作段階で完璧にできたと思っていても、実は不十分なところがあるはずです。その穴を埋め、コンテンツのクオリティを上げましょう。

    意識するポイントとしては、①内容のわかりやすさ、②誤字脱字、③コピー率、の3つです。わかりやすさとして、例えば、文が冗長になりすぎていないか、専門用語ばかり使っていないかをチェックします。誤字脱字も変換の時に起こってしまうことはよくあるので、気をつけましょう。コピー率については、ツールを使って、競合サイトのコンテンツと内容が一致しすぎていないかチェックします。1つのキーワードに対して何十ものサイトが記事を書くため、多少内容が重なることはあるでしょう。しかし丸ごと同じ記事を出してしまうと、最悪法律問題に発展してしまうでしょう。そうならないためにも、コピー率は特に念入りにチェックすることが大切です。

    リライト

    記事検収が終わりアップロードしても、そこで終わりではありません。定期的にコンテンツの評価をし、必要に応じてリライトしましょう。リライトの目的は2つあり、1つ目はコンテンツの評価が悪い時に修正すること、2つ目は市場の変化に対応することです。そもそも作ったコンテンツが市場に受け入れられなかった場合は、当然リライトをする必要があります。しかし、アップロードしてしばらくは高い集客力を発揮していても、時代の流れを受け評価が下がる可能性もあります。こういった状態に対処し常に質の高いコンテンツを提供できるように、リライトまで徹底する必要があります。

    相談前に知りたいSEO対策でよくある質問

    最後に、よくある質問をいくつか紹介します。他の人の質問を見ながら、SEO業者に自分たちがどのような質問をするか検討してみましょう。

    何から始めればいいのかわからない

    冒頭でもお話ししたように、SEO対策をしたいのにどの対策からはじめればいいのかわからないといった悩みが意外と多いです。

    企業でSEO対策を担当される方の中には、SEO対策に関する知識がほとんどない方も多いため、

    仕方がないことのようにも思えます。しかし、相談の時間を有意義にするために、最低限の知識

    は備えておきましょう。書籍で学習すると、正確な情報を体系的に学べるのでオススメです。

    SEOが本当に効果があるかわからない

    最近SEOが注目されているが、本当に効果があるのか、という疑問を持たれる方も多いです。SEO対策が集客数向上につながることはこの記事でもお伝えしたとおりですが、どれくらい効果があるかは実際に対策してみないとわからないところが多く、予測はできても結果に多くナずれが生じることは覚悟しなければなりません。とは言え、SEO対策をすれば確実に従来より集客できるようになるため、結果の大小にかかわらず初めて見るのが良いでしょう。

    参照:SEOは本当に重要?SEO対策に取り組むメリット・デメリットを解説

    SEOは本当に重要?SEO対策に取り組むメリット・デメリットを解説

    どのキーワードを対策すればいいのかわからない

    キーワード選定の段階で悩みを抱える方も多いです。キーワードを選ぶ上では、自社サービスとの整合性を考えつつ、検索ボリュームの多寡で絞り込んでいくのがいいでしょう。検索ボリュームを分析する上では、『Googleキーワードプランナー』などのツールを活用するのがオススメです。また、ロングテールワードの対策を手厚くすることで、競合との戦いを上手く避けることも大切です。

    ここまで考えた上で選んだキーワードに自信がない場合は、積極的に相談してみましょう。

    参照:SEOキーワードの選び方とは?正しく設置して上位表示を目指す方法を解説!

    SEOキーワードの正しい選定方法とは?初心者でもできる方法を徹底解説!

    SEO対策を依頼する場合に押さえておきたい予備知識はこちら

    SEO対策を依頼する前に備えておくべき予備知識を紹介

    まとめ

    今回は、SEO対策についてコンサルに相談する前に知っておくべきこと、検討すべきことを紹介しました。相談の時間を有意義なものにして今後の活動につなげられるように、事前学習は怠らないようにしてくださいね。

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