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    2022/03/19

    英語のSEO対策であっても上位表示を狙える手法と気をつけるべきポイント

    【監修者】株式会社S-fleage 代表取締役CEO 永井雄一

    株式会社サイバーエージェントのアカウントプランナーとして数々の国内⼤⼿企業のデジタルマーケティング戦略⽀援に携わった後、2016年に現在の株式会社S-fleaegを創業。デジタルマーケティング領域は10年以上のキャリア。京都⼤学⼤学院 経営学修士(MBA )取得。同志社大学大学院 商学研究科博士課程 在学。⽇本マーケティング学会 会員。研究の専門分野はマーケティング。

    近年、法人・個人にかかわらず、ビジネスをグローバル展開していく事例が増えてきています。そうなると必然的に、サービスを紹介するページの英語版を作る機会も増えてくると思います。ところが、この記事をご覧になっている方の中には、「英語での記事の書き方がわからない」、「英語版記事のアクセスが伸びない」など、お悩みの方もいるのではないでしょうか。Googleの検索エンジンの精度が上がり、日本語でさえSEO対策が大変なのに、英語版となると手も足も出ないと考えるのはもっともなことです。しかし現実として、日本語のコンテンツを英語化するだけでは、海外のユーザーに訪問してもらえるようにはなりません。そこで今回は、海外を相手にしても戦えるようなコンテンツづくりを、SEOの観点を絡めお伝えします。

    目次

    • 1 英語SEOにおける施策のメリット・デメリット
      • 1.1 英語SEOのメリット
      • 1.2 英語SEOのデメリット
    • 2 英語のSEOにおいて大切な考え方
    • 3 よくある英語コンテンツのSEO失敗事例
      • 3.1 日本語の記事を英語に直訳した記事
      • 3.2 文法・表現のミス
      • 3.3 英語圏には検索ニーズがない
    • 4 英語SEO対策をする際の確認事項
      • 4.1 英語の文法・誤字脱字
      • 4.2 記事構成・読みやすさ
      • 4.3 検索ニーズ
      • 4.4 言語別URLの作成
      • 4.5 現地の市場動向に合わせたキーワード選定
    • 5 英語SEO対策のステップ
      • 5.1 海外市場分析・課題抽出
      • 5.2 KPI設定
      • 5.3 キーワード選定
      • 5.4 ターゲット市場・ユーザーを設定
      • 5.5 競合分析
      • 5.6 コンテンツ企画
      • 5.7 コンテンツ制作
      • 5.8 リライト
    • 6 まとめ

    英語SEOにおける施策のメリット・デメリット

    まずはじめに、英語のSEO対策をすることのメリット・デメリットについて考えてみましょう。

    英語SEOのメリット

    メリットとしては次の2つになります。

    ①集客の安定性

    1つ目は、1度SEO上評価されたサイトは安定したアクセス数を確保できるようになる点です。正攻法のSEOで上位表示されたサイトは順位が落ちにくい傾向にあると統計上わかっています。これは言語に関係なく、英語であっても、一度特定のキーワードで上位表示させることに成功すれば、継続して順位を維持し、集客できるようになります。

    ②日本にいても集客できる

    2つ目は、日本にいながら集客できる点です。当然のことではあるのですが、同じ1人の顧客を確保するのに、海外出張して営業するのと、日本にいながらコンテンツで集客するのでは、コストのかかり方が全然違います。英語のSEOを行えば、外国のユーザーがサイトに訪れ国外からのCV数が増える可能性が高まるため、こちらも大きなメリットでしょう。

    英語SEOのデメリット

    デメリットとして、上位表示されて集客に成功するまでにはある程度の時間やノウハウが必要となる点です。検索ボリュームの大きいキーワードほど上位表示をさせることは難しく、長期スパンで施策を行い順位をあげていく必要があるため、場合によってはコストも大きくなってしまいます。時間やコストをかけてでもコンテンツで集客するメリットがあるのか、比較検討することが大切です。

    英語のSEOにおいて大切な考え方

    次に、英語のSEOにおいて大切な考え方についてお伝えします。結論から言うと、それは「量より質を優先する」ということです。もっと言うと、英語であろうと日本語であろうと関係なく、SEOにおいては質を高めるのが最優先事項です。大前提として、Googleの検索エンジンの目的は、ユーザーのためになるコンテンツを提供することです。ですので、文字数や記事数をむやみに増やすのではなく、1つ1つの記事の質を高めることを意識してください。この際、検索ボリュームの少ないキーワードであろうとも、気を抜かずにSEO対策をすることが大切です。

    参照:

    【海外SEO】海外集客向けSEO対策!日本SEOとの違いや作成方法を解説

    よくある英語コンテンツのSEO失敗事例

    続いて、一般的に英語のSEOでつまづくことが多い3つのポイントについてお話しします。

    日本語の記事を英語に直訳した記事

    1つ目は、日本語の記事をそのまま英語に直訳してしまうケースです。と言うのも、「誰に何を伝えどういったアクションをしてもらうか」はSEOにおいて大切な考え方ですが、直訳してしまった場合、日本人にとっては良い記事内容であっても外国人にとってはイマイチ、というずれが生じてしまうのです。

    文法・表現のミス

    2つ目に、文法や表現のミス、誤字脱字に気づかずにアップロードしてしまう場合です。日本語でもミスに気づかずそのままの記事はあるため、英語の記事でミスを放置してしまうのはよくあることです。最低限、公開前に英語ネイティブのチェックを受けてください。

    英語圏には検索ニーズがない

    3つ目に、英語圏ではニーズがないキーワードの記事であるケースです。いくら日本人受けが良い記事でも、100%海外受けが良いという保証はありません。英語のSEO対策をする前に、そもそもニーズがあるのかを調査してみてください。

    英語SEO対策をする際の確認事項

    前項のよくある失敗事例を踏まえ、最低限ここだけは抑えて欲しい、という確認事項を5つ紹介します。

    英語の文法・誤字脱字

    1つ目は文法チェック・誤字脱字の確認です。どうしても日本人だと、自分たちの作成した英文の違和感には気づききれないです。本当に記事で集客をしたいのであれば、英語ネイティブによるチェックを確実に受けてください。

    記事構成・読みやすさ

    2つ目は記事構成や読みやすさを確認することです。こちらも文法同様、日本人の作った記事構成はネイティブ視点で読み辛いことが多いので、ネイティブによるチェックが欠かせません。

    検索ニーズ

    3つ目は検索ニーズが存在しているかどうかの確認です。日本人受けする記事であっても海外では全く読まれない、という事例が多々あるので、必ずキーワード・キーフレーズに需要があるか確認してから、記事を執筆しましょう。需要があるかどうかは、検索ボリュームや競合サイトのタイトル・ディスクリプション・Hタグの文言から把握することができます。

    言語別URLの作成

    4つ目は、言語ごとに別々のURLを作成することかの確認です。同一ページで言語を複数切り替える設定をしている記事もありますが、このままではGoogleはどれか1つの言語しか認識しません。つまり、言語の切り替え設定だけでは、国・地域によって記事内容の需要に差が出るという課題を解決したことにはならないのです。そのため、言語ごとに独自のURLを設定し、場合によっては記事の中身を修正する作業が大切です。なおこの際、URLは切り替えるものの、ドメインは変えないように気をつけてください。また、URLは、簡素でかつ英語やハイフン(-)を使用した、外国人にとってわかりやすいものにしましょう。

    参照:多言語サイトの作り方

    https://www.gpol.co.jp/blog/98

    現地の市場動向に合わせたキーワード選定

    5つ目は、現地の市場動向に合わせたキーワード選定ができているかどうかの確認です。3つ目のチェック項目(検索ニーズがあるかの確認)との違いは、存在を確認する対象が「検索ボリューム」か、「キーワードの存在」かの違いです。ただ直訳するだけだと、現地では聞き慣れない謎のワードになってしまうおそれがあります。「Thesaurus.com」などのツールを使って、ネイティブ感のあるワードを探してみましょう。ネイティブの意見を聞くのも有効な方法です。

    英語SEO対策のステップ

    ここまでは、英語のSEOで大事な点を中心にお話ししてきました。最後に、実際どのように英語のSEO対策をしていくか、7段階に分けて具体的にお話ししようと思います。

    海外市場分析・課題抽出

    まずは、海外の市場と調査し、どのような検索ニーズがあるのか、現状の日本語記事ではどこが課題なのか、分析しましょう。Google AnalyticsやSearch Consoleのツールを駆使しデータを収集した後、そのデータをより精緻に分析していきます。検索ニーズのあるキーワードを把握したら、そこから潜在的なユーザーのニーズを想定し、ニーズに応えられるようなコンテンツを作っていきます。ツールだけでなく、営業データや口コミサイトのキーワード、競合分析などからデータを集めるのも有効です。

    KPI設定

    2つ目に、KPIを仮で設定します。KPIと言っても、大雑把なもので大丈夫です。セッション数を増加させたいのか、コンバージョンを増加させたいのかなど、達成したい目標を設定しましょう。

    キーワード選定

    3つ目に、キーワードを決めていきます。キーワード選定には検索ニーズのあるキーワードを探す必要がありますが、それにはいくつか方法があります。主な手法としては、Search Consoleから検索クエリを探す方法、Googleが提供するツール(キーワードプランナーやGoogleトレンド)を使って主軸キーワードに近い検索クエリを集める方法、関係部署と合同でミーティングを行い、業務でよく使うキーワードを上げていく方法があります。

    参照:

    SEOキーワードの正しい選定方法とは?初心者でもできる方法を徹底解説!

    ターゲット市場・ユーザーを設定

    4つ目に、ターゲットとなる市場とユーザーを決めていきます。英語は世界中で話されている言語ですので、ただ英語の記事を書くのではなく、どの地域の地域のどんな英語話者に向けたコンテンツなのか、ターゲットを細かく絞る必要があります。ここでも関係部署とミーティングを行うのが有効です。実際にそのターゲットを相手にしたことのある部署と案を練ることで、施策のずれを防ぐことができるでしょう。まずは2〜3つの少数をターゲットとして設定してみましょう。

    競合分析

    5つ目に、競合サイトの分析をしていきます。特に検索結果画面の1ページ目にある競合記事はしっかり分析しましょう。主な分析事項としては、Googleによって上位表示される理由、ユーザーがクリックする意図、があります。ネイティブのマーケターによるサポートを受け、パクりにならないように気をつけながら競合の良さを抽出していきましょう。

    コンテンツ企画

    6つ目に、コンテンツの内容を企画していきます。この作業の中で最も大事なのは、自社コンテンツの独自性を作り上げることです。コンテンツの体裁や扱う情報の種類・質など、ユーザーの意図を踏まえて競合にはない自社の良さを出していきましょう。

    コンテンツ制作

    7つ目はコンテンツ制作です。英語ネイティブのライターに製作を依頼し、編集者もローカルの事情に明るい人を採用することで、ターゲットのニーズを適格に満たす記事を作りましょう。

    リライト

    最後にリライトです。作って終わり、ではなく、コンテンツが上位表示され、長く読まれるように微調整をしていきます。Google AnalyticsやSearch Consoleなどのツールを積極的に活用しましょう。これらのツールで市場動向と自社コンテンツの状況を定期的にみることで、狙い通り順位が上昇しているか確認し、状況に応じて修正できるため、質の高いリライトにつながります。

    SEOに強い記事の書き方とは?本質を捉えて効率的に上位表示を目指す!

    まとめ

    日本語のコンテンツを英語化する際のSEO対策についてお伝えしてきましたが、いかがだったでしょうか。この記事の内容に添って対策すると、確かに検索順位は向上する可能性が高いでしょう。しかし、SEO対策の弱点として、効果が表れるまでに時間がかかる点を無視してはいけません。中にはSEO対策の施策を打ったのにすぐに効果が出ないことで、焦ってしまう方もいらっしゃいます。しかし、SEOコンテンツを大切に育てていけば確実に効果は表れ、ユーザーを安定的に確保できる装置に変わるので、諦めず分析、企画、制作、修正を繰り返しましょう。

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